こんにちは、音声入力ブロガーのゴッホです。
今年に入ってからいくつかの記事を音声入力で書くようになりました。
ちょいちょいつぶやいたり、ブログに差し込んだりしていましたが、「音声入力」をテーマにした記事は書いていなかったので改めて。
先月半ばくらいからブログ執筆の一部を音声入力にシフトしました。
— ゴッホ (@goph_) 2018年2月12日
アウトプット量が爆上げしますのでブロガーの皆さん、試してみてください。ぼくはmac&google docsでやってます。けんすうさん@kensuu のnoteを参考にしましたhttps://t.co/NmjW9u26N8https://t.co/sCO45U99IF
けんすうさんの音声入力に関するノートを見たのがきっかけです。
音声入力でどのようにブログを書いているのか|けんすう|note
僕はデバイスはMacでGoogle Docsで書いていますが、今後はスマホからの入力でもやっていきたい。昨日 iPhone からGoogle Docsインプットしてみたところ精度はかなり良さそうだったので今後トライしていきたい。
スマホでのインプットができるようになると、外出先でちょっと時間があってどうしてもまとまった文章を書きたい時にいつでも書けるようになる。 今は家でしか入力できてないのだけど、例えば個室のトイレで10分ぐらい立てこもってサクッと入力する、公園の人がいないベンチに座って入力するなど、周りの目さえいれば歩きながらでもできるかもしれない。ちょっと恥ずかしいけど、マイクを使って電話している人を装えばいけるかもしれない。
音声入力でブログを書くことは僕にとって今年一番のイノベーションだったので、ブログを書いている人にお会いした時には、おせっかいだと思いながら勧めるようにしている。
マスターゴッホ @goph_ から聞いたGoogleドキュメントの音声入力が想像以上にすごかった。
— カルジ (@karuzi_karuzi) 2018年2月12日
アウトプットとして音声でまとめるってのは、文章としてまとまることと別の能力(脳力)が必要。
今まで筋トレしてなかった部位に負荷をかけるようで、脳の応用力が高まることは確かだ。
まずはマスターカルジ。彼にはボイシーで収録でお会いした際に音声入力をデモしてみた。 彼がおっしゃる通り音声入力をブログを書くのとは少し脳の中で使う神経回路が異なるように思える。けんすうさんのブログにもあったがおそらく構造的な文章を書くよりストーリー立ててで書くのに向いているかもしれない。
そのため、複雑な事柄や構造的な内容で書く必要がある文章は音声入力には向かないかもしれない。
Google Docsが認識しやすいようにゆっくりしゃべってあげる必要がある。だいたいどのくらいのスピードで喋れば拾ってくれるかというのはすぐに慣れる。
日本再興戦略にも書かれていたが機械に人間が寄り添ってあげる形で単純な作業を全部 AI にアウトソーシングする。これが未来のあるべき姿なのかもしれない
今日帰ったら試しにやってみよう。 https://t.co/rGVXqwP4zL
— 早乙女まどか (@________saotome) 2018年2月13日
簡単や、、、! pic.twitter.com/hi6TJjgMCy
— 早乙女まどか (@________saotome) 2018年2月13日
早乙女さんが実際に音声入力文字を書く様子をツイートされていたがご覧の通り非常に簡単である。ブログにもまとめられている。というか有言から実行までのスピードがめちゃくちゃ早い。こうやって新しいことをすぐに実行する力は変化のスピードが爆速になった現代では非常に重要だと思う。
Google Documents + 音声入力が革命的に使いやすかったメモ - まどかの戯言集
ここまででご理解頂けたと思いますが、音声入力でアウトプットがめちゃくちゃ簡単になります。これまでタイピングが遅かったり、まとまった時間が取れなくてブログなどをかけていなかった人が、まとまった文章を書くことのハードルがぐっと下がります。
理論的には音声入力できるデバイス (PC やスマホ)があれば誰でもブロガーになれます。 これは不可逆な流れです。
全ての入力が音声に置き換わるわけではなく、音声で書かれた記事とタイピングで書かれた記事の両方が混在する形となるのではないでしょうか。
どんな未来になるのでしょうか。想像するだけでもワクワクしますね。これは信用の新世紀でも書かれていた、デジタルメディアを究極まで推し進めた形、グーテンベルクの活版印刷が発明される以前の写本という形でのメディアへの回帰がより進むということかもしれません。
各々がソーシャルメディアを通じて自分の言論を発信する。著者という概念は弱まり、各人がモザイク状にメディアを構成する。そんな未来が来るかもしれません。
「信用の新世紀 ブロックチェーン後の未来」を読んで貨幣経済が衰退した未来を想像する - ゴッホの備忘録
いかがでしたでしょうか?少しでも音声入力でブログを書いてみようという気になって頂けたら嬉しいです。それでは最後にずっと言ってみたかったセリフを言わせてください。
“Technology will always win.”
(最後にはいつだってテクノロジーが勝利する)
ーアンドリュー・グローブ