箕輪さんにお会いしてサロン運営について話してきた

こんにちは筋トレサロン管理人のゴッホです。 1月28日日曜日の夕方箕輪さんの以下のツイートがタイムラインに流れてきました。

ぼくのその後の予定といえばクリーニングに出したワイシャツを取りに行くくらいだったので、スケジュール的には問題なかった。

 

無知な読者のために説明しておくと、箕輪さんは幻冬舎の売れっ子編集者で「お金2.0」 をはじめ、「多動力」「ネオヒルズジャパン」「悪意とこだわりの演出術」など数々の大ヒットを生み出しています。

箕輪編集室と言うオンラインサロンも運営しており、月額の課金額がなんと160万以上にもなっています。

箕輪編集室 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

そんな箕輪さんと飲むなんて恐れ多く、上記のTweetを見た当初はリプ送ってみようかなとよぎっただけでやっぱりやめておこうと思ってスマホを閉じた。

しかしナンパで鍛えた勇気が僕を動かした。リプ送った所即答であと二人と言う引用ツイートをしてくださったのですぐに渋谷に向かった。

 

Twitter での振る舞いは少し偉そうだし(失礼)顔も怖いので行く前は結構ビビっていた。しかし会ってみると「ゴッホさーん」と言って迎えてくれてめちゃくちゃ優しい人だった 。

 

かなり喋りやすく自分のことをペラペラと饒舌に喋ってしまった。

また話に出てくる人がホリエモン、メタップス佐藤さん、イケハヤ、はあちゅうなどとにかく有名人ばかりで、月並みな感想で申し訳ないが業界人という感じがした笑

 

さて色々とためになる話を聞かせていただいたのだが、今の僕にとって一番刺激的だった話を紹介したい。これからの時代はコミュニティビジネスだよという話である

 

これは僕の出身であるナンパ界隈の話をした時に、箕輪さん達はナンパ界隈の事をご存知なかったが、オンラインサロンやノートなどやってることは同じなんだねという話で発生した。

 

「お金2.0」でも出てくるか自分のコミュニティを作ってその中で教祖になる。コミュニティの外だと全然誰だこいつという感じだけど、コミュニティなかだと儲けることができる。ここに地方という軸をかける時代になる とおっしゃっていた。

 

ぼく自身、2週間前から筋トレサロンというSlack のオンラインサロンを始めたところだったので、ふむふむと頷くことしかできなかったが大変勉強になった(語彙力)

「お金2.0」を読んで無料のオンラインサロンを作ってみた - ゴッホの備忘録

 

その中でいかにコミュニティを活性化させるかと言う議論がなされた。これは筋トレサロンでも同じことが言える。ユーザーが課金してないぶんとりあえず入ってみたいものの全く使ってないユーザーは少なくない。

箕輪編集室の場合はその様なユーザーは退会してしまう。 そういうユーザーをいかに活性化させるか 。

箕輪編集室ではすでにスタートして9ヶ月ということで、古参のユーザーと新規のユーザーで階層化が起きてしまい、新規のユーザーがどうサロンの中で振る舞っていいか分からないのではないかと言う課題のようだった。

 

箕輪さんはそこに同期という概念を持ち込めば活性化するのではないかというidea を持たれていた。確かに会社でも学校でも同期の絆は固い。同期の中での競争も生まれるし同期間での競争も生まれる。

今思えば恋愛工学コミュニティはユーザー同士のやり取りは主に Twitter でなされていたが、アカウントを開始した時期でなんとなく第一期第二期それ以降と別れていたように感じる。そして同期の絆も確かにあったように思える。

 

しかし注意しなければいけないのは、同期概念の導入が自律分散を妨げないことだ。

「お金2.0」にもあったが、今のトレンドは中央集権から自律分散型だ。

入った時期による同期を作るとどうしても先輩後輩という階層が生まれ中央集権的な組織に近づいてしまう。期を設けるとしても1期生と2期生の間で序列を設けない。便宜上のセグメントでありフラットな関係であるということを明示する必要があるのではないかと感じた。

 

またサロンに入会した時期でのセグメントだけだと組織が硬直化してしまう。それ以外にもいくつかセグメントを作り細かいセグメントの中での交流を促進することでサロンは活性化するのではないかと感じた。

 

セグメントの作り方はサロンの目的にもよるが、例えば筋トレサロンでは持ち上げられる重量や体重筋トレ歴などのトレーニーとしてのレベル。また住んでいるエリアなどが考えられるかもしれない。

 

また筋トレサロンの今後についてもご意見いただいた。無料サロンということで、とりあえず人数を増やしていけるが、最終的に流通をつくりトークンを発行させ経済圏を作るには数千人は必要だねというご意見だった。

確かにその通りだと思う。参加する人数が少なければ取引も少ないし経済圏なんて作れない。

しかもその人数はサロンの参加人数ではなくアクティブの人数である必要がある。 1月28日10時現在355人の参加いただいているが、おそらくアクティブな人数は100人ほどだろう。

サロンの参加人数を増やしサロン内のアクティブ数を増やしていく、これが直近の課題になるだろう。それには外部から登録者を募るマーケティング活動と Slack の機能拡張の両方をやっていく必要がある。

 

また、サロンの形態についても気づきがあった。箕輪サロンではCAMPFIREで課金を行い、Facebookをサロンのプラットフォームとして使っているようだ。

僕の周りのサロンの話を聞くと、シナプスやDMMサロンが一般的なようだが、UIが相当いけていない上に、結構プラットフォーム側に持っていかれる様だ。

PayPalなどでの支払いを検討したものの、匿名での支払いがネックで諦めた様だ。

CAMPFIREで匿名で支払いができるかわからないが、CAMPFIREで課金→FacebookやSlackをプラットフォームとして使う。これは1つ新たな方法だと思う。

いくらかCAMPFIREに手数料を持っていかれるが、シナプスやDMMよりは安く済みそうだ。

究極系は暗号通貨による支払いだ。これは匿名性も保てるし、今日イケハヤラジオを聴いていて知ったのだが、法定通貨ペックという法定通貨に紐付いた暗号通貨があるらしい。

イケハヤ仮想通貨ラジオ第3回 法定通貨ペッグの仮想通貨というトレンド

UFJが作っているUFJコインはJPYに紐付いている。これは現在世間を騒がせている仮想通貨の様に乱高下することなく、支払いのみを目的に使うことができる。

独自仮想通貨:三菱UFJが取引所開設へ 価格安定図る - 毎日新聞

 

プラットフォームはFacebookのサロンを使ったことがないので比較できないがSLACKもかなり優れている。最初は慣れるのが必要だが、SLACKも日本進出して数ヶ月、山手線にもCMを流す様になったので今後どんどん導入が促進するはずだ。

 

SLACK初心者のための使い方入門ガイド - ゴッホの備忘録

 

いかがでしたでしょうか?それ以外にも刺激的なお話をたくさん聞けましたが、ブログに書いていいかわからなかったので、差し障りのない範囲で記載しました。

ちょっとした勇気が素晴らしい出会いを与えてくれました。Twitterに感謝です。

ちなみに、美味しいお肉とお酒を飲ませて頂き、会計は「金はあるからいいよ」と奢って頂きました。将来言いたいセリフナンバーワンです。箕輪さん、このご恩は必ず返します。本当です。