ナンパを始めたばかりの君へ②〜地蔵克服法

こんにちは。前回の「ナンパを始めたばかりの君へ」が予想外に高反応を頂けたので待望のシリーズ化です。最近オフパコの権威である中村さんがストリートナンパを始められた様です。ナンパを始めたばかりの人独特の悩みや思いを赤裸々に独白しており、自分がストリートナンパを始めた頃を思い出しました。過去の自分にアドバイスするなら何か?という観点で書き綴りたいと思います。前半は主に金融日記「地蔵の科学」の紹介なので、既読の方は読み飛ばして最後の「地蔵を克服するには」のみお読み下さい。

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引用元:https://twitter.com/sansaku_sakurai

 ■地蔵の科学

声をかけられずに落ち込む中村さん。しかし、安心してください。初めてのナンパで声をかけられないことは当たり前です。これは金融日記95号「ナンパの地蔵現象の科学」で詳しく解説されています。まずナンパにおいてはザ・ゲームの偉大なるミステリーの言葉を借りると「見つける」「声をかける」「惹きつける」「くっつく」に集約されますが、(恋愛工学ではACSモデルで表される)

男女の関係の根底に根付いているパターンを発見したのだ。 
「そいつを見つけるまで十年かかった」彼が言った。「基本はFMAC。Find(見つける)、Meet(声をかける)、Attract(引きつける)、Close(くっつく)だ。信じないかもしれないが、このゲームはそれがすべてだ。ほとんどの連中はそれに気づいてない。

このうち、「 声をかける」が最も難しいんです。最初にして最難関の関門が声がけです。ここで多くのプレイヤーが躓き、界隈を去ってしまいます。なぜ人は地蔵してしまうのか? 金融日記95号「ナンパの地蔵現象の科学」では地蔵現象について科学的な解説がされています。これを読んだ時、僕の目から鱗が落ちました。我々の習性が形作られた石器時代、ナンパ=死ぬ危険性があったのです。

僕たちの本能を作った石器時代には、ふらふらと見ず知らずの女にアプローチするというナンパは、死と隣り合わせの極めて危険な行為だったのである。だとしたら、それは崖から落ちないように人間に組み込まれた恐怖心のように、知らない女に話しかけるときに恐怖を感じるように男の脳に埋め込まれたはずなのだ。 

 仮に石器時代に生まれつきナンパに恐怖を感じない男がいたとしましょう。彼は何の抵抗もなく自分が属する集団とは別の群れの女子がサバンナで歩いていたら話しかけていたでしょうー現代のナンパ師がしているように。そして時には運良くそのへんの草むらでセックスにありつけることもあったハズです。だが、1回でもその女子が属する群れの男に見つかれば殺されてしまう。そうして、ナンパに恐怖を抱かない男の遺伝子は途絶え、ナンパに恐怖心をもつ男の遺伝子が生き残った。その末裔が我々です。

 中村さんは声をかけた女の子が可愛いければ可愛い程、馬鹿にされる気がして怖いと言います。拒絶されることに恐怖を感じるのでしょうか?美人をナンパする時程恐怖を感じることについては以下の様に説明されています。

さらに同じ女でも、華美なファッションをしている美人ほど、こうした恐怖が増大する。それも石器時代の人間社会を考えれば、よく理解できる。こうした女は権力者に囲われている可能性が高く、それにちょっかいを出そうとしたことがばれれば、殺害される可能性が極めて高いのだから

こうやって、地蔵の恐怖の理由を科学的に理解することは非常に意味があります。人はよくわからないものに対してよりいっそう恐怖を覚えるが、その正体がわかっていれば恐怖の度合いも弱まるでしょう。

■地蔵レベル

一口に地蔵すると言っても度合いがあります。自分の地蔵レベルがどこなのか、そして対処法を記します。

レベル0: 出会い系サイトで女に話しかけることができる
レベル1: 職場や学校、サークル、合コンなどで女に話しかけることができる
レベル2: 立食パーティーや街コンのフリータイムなどで女に話しかけることができる
レベル3: クラブ、バーなどで友だち同士で女に話しかけることができる
レベル4: 道やカフェで友だち同士で女に話しかけることができる
レベル5: クラブ、バーなどでひとりで女に話しかけることができる
レベル6: 道やカフェでひとりで女に話しかけることができる
レベル7: どんな場所でもひとりで適切なオープナーで女に話しかけることができる
レベル8: 特にナンパするという目的意識もなく、買い物やカフェで仕事をしていると
きなど、綺麗な女を見つけたら、ごく自然に勝手に身体が反応して話しかけられる
レベル9: ・・・

ナンパ初心者となるとほとんどがレベル3と4の間だと思います。 友達と一緒でも話しかけられないという人はレベル4の友達と合流して出かけましょう。彼が引っ張ってくれます。友達と合流すると格段に地蔵度は下がります。理由は恐らく地蔵の科学にある殺される危険性の低下でしょう。別の集団のオスに襲われた時、仲間と一緒なら殺されるリスクは格段に低下します。1つは一緒に戦える仲間がいるため、もう1つは相棒を犠牲にして逃げることができるという理由から。問題は5以上、単独になったときです。

■地蔵を克服するには

・声をかけまくる

 単独でのナンパ地蔵の克服方法で一番効くのは、逆説的ですが地蔵しなくなるまで声をかけまくることです。最初はおどおどしているので成功しないと思います。でもとにかく声をかける。かけまくる。500声掛けか、1000声掛けくらいする頃には脳のセンサーがイカれる、というと少し語弊があるかもしれません。身体が「どんなに見知らぬ女に声をかけても、殺されるどころか一向に身に危険が及ばない」ということを覚えます。言うならば、石器時代に最適化されたOSが現代版にアップデートされるー現代は、特に日本においては法治国家でありナンパをしていて殺されるリスクは限りなく0に近いです。ナンパキャリア3年近い僕でさえ2回程絡まれたくらいです。ナンパ時に遭遇するトラブルについてはまた別の機会に語ります。初期の頃、僕はとりあえず渋谷に出かけていって地蔵しながらウロウロと待ちを彷徨い、とりあえず20声掛けしたら帰る、ということをしていました。当時はなんでこんな無駄なことをしているんだろう…とかなり自己嫌悪していたが今考えると無駄じゃなかったです。地蔵の積み重ねがナンパアーティストを創ります。

・成功体験を積む

地蔵になくなるくらいまで声がけするうちに、1つや2つ成功体験が出てくるでしょう。成功体験を積み重ねると、苦行だった声かけが楽しくなる。街がキラキラして見えて時間さえあればナンパしたくなる。その状態になれば正のスパイラルに乗って成功が性交を呼び地蔵の日々は遠い彼方となるでしょう。

 ・オナ禁

次に効果があるのはオナ禁だろう。これはオナ禁をしてもモテないのか?でも書いたが、性欲が増大して、勇気を与えてくれる。

  ・筋トレ

中長期的な対策にはなるが筋トレも効果があります。筋トレを続けて平均的な男性よりもガタイがよくなると、殺されるリスクが減るからなのか地蔵度が下がります。法治国家なので殺されるリスクはないのですが、脳はそう認識していない。僕の高校時代の友人で全く地蔵をしない男がいたのですが、彼は格闘技をやっていて喧嘩に絶大なる自信を誇っていたので地蔵しなかったのにも頷けます。

■終わりに

いかがでしょうか?地蔵はナンパをする者なら誰でも通ってきた問題です。一人で悩まずに仲間と街にでかけましょう。最初はつらいですがナンパすればするほど地蔵度は軽減します。頑張ってください!

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ぼくは愛を証明しようと思う。

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