好きな小説を紹介する① 東野圭吾

こんばんは。小説大好きゴッホです。今日の「風呂敷畳み人ラジオ」で小説は実用書に比べて文字あたりの情報は少ないけど、読み手に考えるきっかけを与えてくれるという意味では実用書以上に有用性が高い、と言う話がありました。

大学生の時は時間があったので小説ばかり読んでいましたが、社会人になってから「小説は漫画みたいなもので読んでいるときは面白くすらすら読めるけど、読み終わった後に得られるものが何もない」と勝手に思って全然読んでいませんでした。

でも風呂敷畳み人ラジオの言う通りだなと思いました。また時間を作って小説を読んでみたいなと思います。

というかタイのサムイ島でも行って、ひたすら1日中海辺で小説を読むと言う暮らしがしたいです。そんなことをそんな事は無理なのでせめて昔読んで面白かった小説を紹介しようかと思います。

東野圭吾

Twitterで全く紹介していませんが、東野圭吾はかなり読みました。初めて読んだ本は夏目漱石の「こころ」なのですがその次に読んだ方が東野圭吾の「ガリレオ」でした。理由は特になくてその時ドラマでやっていたからそれだけです。人生初めての完読を「こころ」でして、次も読破できるかがすごく不安でした。

そこで、テレビドラマ化もされていて、売れているミステリーなら自分でも簡単に読めるのではないかと思って、大学の生協で手に取ったのが「ガリレオ」でした。

彼は最初の作品から「聖女の救済」あたりまでは大体全部読んだんですが面白かったのは「悪意」と「分身」です。このひとつの小説はほとんど知名度がない気がするので紹介したいと思います。

・悪意

悪意は阿部寛主演でドラマにもなった 「加賀恭一郎」シリーズの 4作目である。主人公と殺人事件を起こした犯人の手記を交互に展開するという独特の技法で物語が展開される。その犯人の手記自体がトリックになっているのだが最後の最後にこれまで読者が全く予想だにしなかったトリックが明かされ、 ゾッとすることになるだろう。

悪意 (講談社文庫)

悪意 (講談社文庫)

 

■分身

札幌と東京に住むふたりの女子大生の物語が交互に展開される。ネタバレするとふたりはクローン技術より作り出された存在だった。それぞれ自分達が生み出された謎を追いかけつつふたりは出会う。音科学者である東野圭吾らしい科学技術詳しい解説がされるメッセージの要素も絡み合った一作である謎が深まるにつれページをめくる手が止まらなくなり完徹して一晩で読んでしまった記憶がある。

分身 (集英社文庫)

分身 (集英社文庫)

 

 2012年に WOWOW長澤まさみ主演でドラマ化していたらしい。

連続ドラマW 東野圭吾「分身」|WOWOWオンライン

 

この二つの ぼく的東野圭吾ベスト2なのですが、読んだのが如何せん昔すぎて面白さがうまく伝えられませんでした。気になった人は騙されたと思って、図書館か何かで借りて読んでみてはいかがでしょうか。古い本なのですぐ借りれると思います。

 

ベストではないけど面白かったと言うレベルでは、白夜行、秘密、 容疑者 X の献身が今でもなんとなくストーリーを覚えています。どれもドラマ化映画化したと思うので気になったかたはチェックしてみてください。

白夜行 (集英社文庫)

秘密 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

 

東野圭吾の特徴として女性の描写がうまいどういう記憶がある。出てくる女性がとにかく美しくイメージできる。絶世の美女かのように。

白夜行で確か少しエロいシーンがあるのだが、大学生ながら興奮してオナニーしてしまった記憶がある。最後下ネタで終わってしまった。

ということで反響があれば、次回は村上龍について紹介しようかと思う。