本を読む記事ー本の選び方、読み方、アウトプット法

こんにちは。Twitter と読書だけが友達、ゴッホです。

ブログの感想で読書術について知りたいという声をいただきました。今回は本の選び方と読み方アウトプットの仕方について記したいと思います。

このブログのタイトル「本を読む記事」ですがマスターカルジが紹介していた「本を読む本」を文字ってます。これは1940年発売の古典ですが本の選び方や本の読み方についてとてもわかりやすく記されているのでおすすめです。

*10年以上前の駆出しの頃に読んだのですっかり内容を忘れてしまいました…

本の紹介1『本を読む本』 知的活動の「原点にして頂点」。脳と精神をバルクアップせよ! : カルジ総合研究所

 

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■本の探し方

本の探し方は、大きく3つある。

 

1.好きな著者の本

すごく面白い本を見つけた時、同じ著者の本は同じく面白い可能性が高い。

ぼくは学生時代に橘玲さん藤沢数希さんの本呼んで感銘を受けた。それから彼らの新作はほとんど読んできている。

また編集者でも選ぶことはできる。この考えは最近までは持っていなかったが、佐藤さんの「お金2.0」を読んで編集者の箕輪さんへの感謝が綴られていた。

当たり前ではあるが編集者が本のクオリティに与える影響の大きさにも気づかされた。箕輪さん編集の本もいくつか読んでみようと考えている。直近では落合さんの「日本再興戦略」が1月31日に発売されるようなので予約した。

 

同じ著者は当たり前だ考えが一貫しているので似たような主張ばかりになることに注意した方が良いだろう。

一人の思想に取り憑かれるよりは、複数の人の思想を取り入れ共感できる部分・共感できない部分を取捨選択して取り入れて行った方が良いだろう。

それには著者だけでなく別の軸で本を選ぶ必要がある。

 

2.ハードルを超えて生き延びた本

ハードルを越えて生き延びた本は優れた本という考え方がある。

具体的には時間的ハードル、翻訳のハードルの二つである。

時を越えて語り継がれてきた本は、多くの人に認められてるからこそ生き残ってきており面白い可能性が非常に高い。

同様に翻訳についても、ある程度売れていないと翻訳しようという話にならないので面白い可能性が非常に高い。

このロジックから言うと冒頭の「本を読む本」は古典活かつ訳書ということで非常に面白い可能性が高いということが言える。

 

3.流通からのオススメ

面白い本があった時、関連する本が読みたい場合はまず Amazon のレコメンドを見る。次に本屋のおすすめを見るという方法もある。

少し暇ができたとき駅に入っている本屋にぶらっと5〜10分ぐらい立ち寄り、今どんな本が売れているのかということをチェックしてみる。気になった方があれば手に取ってパラパラ読んでみる Amazonほしい物リストに入れておき家や移動中にじっくり確認する。

 

■本を買うかどうかの判断

ここまでが本の存在を知るためのアプローチであるが、選択肢に上がってきた本を買うかどうかの判断について述べる。

ぼくはアマゾンのレビューはほとんど見ない。見るとしたら星の数が多いか平均の評価がどうかくらいだがあまり気にしない。アマゾンレビューの内容読んでる暇があったら、本書を読んだ方が早いという考え方だ。

見るべきは誰が書いているかと何版刷られているかだ。

誰が書いているかについてはどういう経緯の人で何をインセンティブにこの本を借りているか。またそのテーマを書くに値する著者かどうかを見ている。

どのくらい刷られているかはその本がどのくらい売れているかを知ることができる。売れている本は面白い本である可能性が高い。

 

■本の読み方

次に本の読み方であるが、ぼくは複数の本を並行して多読する。

一番大きな理由はひとつの本を連続して読む集中力がないからだ。専門書を30分ぐらい読んで疲れたら今度は自己啓発書、それに飽きたら小説、それに飽きたら語学…というようにローテーションしていく。

脳に新鮮な刺激が与えられ、飽きることなく長時間読書を続けることができる。もちろんとても面白い本に出会った時はその本をひたすら読み続ける。

もうひとつの理由は面白い本に出会う機会を増やしたいからだ。先ほどの入念な方法で選んだ本でも、読み始めるとどうもしっくりこないということが多々ある。

そうした時にひとつの本だけ読んでいると、その本を読むのをやめるか続けるかという判断を常にしなければいけない。

並行多読であれば結果として面白い本を優先して読むことになり、つまらない本はどんどん後にまわされてしまう。その本が面白いかどうかっていうのは実際に読んでみて入っていけるかどうかなので、複数の本を並行して読むことでその機会を増やしている。

そうなってくると紙の本で読むことは現実的ではない。僕は可能な限り Kindle で本を購入し常に Kindle を持ち歩いている。

KindleiPhone ではなく Kindleバイスで読んでいる。

なぜならスマホ中毒なので iPhoneKindle を読んでいるとすぐに TwitterInstagram 筋トレサロンを見たくなってしまうからだ。本を読むときはスマホはカバンにしまってKindleだけで集中して読むようにしている。

 

本は紙じゃなきゃ読みたくないという人もいるだろう。かつての僕もそうだった。だがたくさんの書物を読むと 保管するのに膨大なスペースを要することになる。

本を保管するために大きな部屋にすることもできないのでいつか別れることになる。

僕は過去に2回ほど大量殺処分をしているが、その時ダンボールで涙を流しながら本に別れを告げた。ドナドナを歌った。大切な本達が二束三文で売られていった。もうそんな別れは絶対に味わいたくないと思い Kindle でのペーパーレス化を決意した。

ここから先はkindleの魅力なので、「もういいよ」という人は■アウトプットまで読み飛ばして頂きたい。

 

ちなみにちなむと、「人生がときめくお片付けの魔法」で書いてあった考え方だが、ものを保管しておくのはその分の家賃を支払っていることを認識した方がいい。

例えば、恋愛工学生のバイブル「ぼくは愛を証明しようと思う」はAmazonによると梱包サイズは19×13×2.6cmとなっており、体積にして642cm^3である。

ここで、ぼく愛の渡辺くんが恋愛プレイヤー時代に住んでいた六本木のワンルームマンションの家賃を見てみよう。

適当にHomesで調べた物件だが24m^2で13万円とある。(高い。やはり渡辺くんはハイスペだ。)パドマ六本木

高さ2mととすると24×2=48m^3で13万円なので1m^3あたり0.27万円/m^3の家賃を支払っていることになる。

ここで、ぼく愛の体積は0.000642m^3なので、ぼく愛の保管にかかるコストは0.27×10000×0.000642で計算でき、約1.7円/月である。

100冊くらい持っているとすると1.7×100×12=2,000円。意外と大したことない笑

千冊くらい持っている人はもう手遅れかもしれませんが検討してみてはいかがだろうか。

 

誰かが家に来た時に、本棚がバレない、という点も素晴らしい。

読んでる本がバレると、自分の思考を覗かれている気がしてなんか嫌だ。ブログではこうやって、開示しているが、リアルでは読んでいる本とかあまり開示したくない笑

 

もう1つ、本を買うと意思決定してから読み始めるまでのスピード。これが一番素晴らしいかもしれない。

読みたいな、よし買おう、読み始めるまでのスピードがとても早い。話題の本とかは発売日に読み終わることができるし、すぐにアウトプットもできる。

スピードが早い現代に適した読書方法と言えるかもしれない。

 

そんなわけでkindleを買いたいなと思った人は、Newモデルのwifiブラックがオススメです。ポケットwifi持ってなくても、スマホテザリングで十分ダウンロードできます。

3Gにつながっていると余計な情報が入ってきて読書が阻害されるのではないでしょうか。読書中はなるべくオフラインの方が良いと思っています。

 

■アウトプット

最後にアウトプットであるが、基本的には Twitter とブログで行っている。読んでいる途中に面白い箇所があったらツイートで Amazonアフィリエイトリンクと共に共有する。

読み終わったら簡単な感想をツイートしている。本を読んでる途中でこの本は面白いのでブログに書こうと思って読んでいるものもあるし、読了ツイートへの反響が大きかったことを受けてブログに取り上げることもある。

いずれにしろもしブログを書くならこの箇所を取り上げようというところを Kindle でハイライトしながら読んでいる。 Kindle は他のユーザーがハイライトした箇所が「○○人がハイライトしました。」という形で表示されるので本の中で他の読者がどこに注目しているかということを見ることができる点も良い。

mackindleアプリを立ち上げて、ハイライトした箇所を見ながら、ブログを書く。

引用したい場合はkidleアプリからコピペで貼り付けられるし(少し修正が必要だけど)、内容を覚えている箇所はkindleアプリ内で検索してすぐに該当箇所を読みながらブログを書けるので非常に便利である。

 

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いかがでしたでしょうか?面白い本はまだまだ世の中に眠っています。

皆さんの素敵な読書ライフの参考になれば幸いです。

ちなみにこの記事はけんすうさんと坂口さんのブログを参考にして音声入力で書いてみました。普段の5倍ぐらい早くかけた感覚です。

macのマイク+Googleドキュメントです。これについてはまた改めて。

音声入力でどのようにブログを書いているのか|けんすう|note

音声入力で文章を書く時のたった1つのコツ|坂口淳一|note