ナンパを始めたばかりの君へ

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こんにちは、夏ですね。ナンパに季節は関係ないといいますが、なんだかんだ夏はみんな浮かれてますね。春はお花見、秋はハロウィン、冬はクリスマスと年越しというナンパイベントがありますが、夏はそんなイベント行かなくても毎週末海やプールに行けば水着ギャルがいるし、お祭り、盆踊り、花火大会などナンパイベントが盛りだくさんです。ここ2年くらい筋トレにハマっていることもあり、ここ最近の週末はここぞとばかりに海やプールに繰り出してます。

普段は単独でナンパする派ですが、海ばっかりはソロナンパしていたら変人ですのでリア友と行っています。プレイヤーじゃない人と一緒にナンパすると、セオリーから外れた行動を見る機会も多く、もどかしい気持ちになります。ただ僕は彼のナンパ講師でも先輩でもないので偉そうにアドバイスするわけにもいきません。ナンパ理論なんて皆それぞれ持っていて、何が本当に正しいかなんてわかりませんから、アドバイスを求められない限りは自分からは何も言わないのが吉です。ただ、色々と思うところはあったので、せめてここに記して読者の皆様に還元できればなと。回り回って彼に届いてくれればいいなと思います。

 

 ■くだらない質問は女にさせる

友よ。なぜ君はオープンして3秒で「名前は?俺たちは○○」って言ってしまうんだ。初めて会った男女。名前、仕事、出身…知らないことだらけだ。昔からの知人というわけでもないし、共通の話題はない。当然話題がそちらにいくのは当然だが、そのまま聞くのは芸がなさすぎる。「PUAは常に例外でなければいけない。」伝説のナンパ師asapenは言った。誰でもできることをやっていてはダメということだ。名前、出身地、仕事をただ聞くだけなら猿でもできる。誰でもできることをやっても相手を魅了できるのはイケメンや女だけだ。僕達みたいなフツメンがやったらつまらないやつだと思われて飽きられるだけだ。いいか?何のひねりもない単調な質問はしない。約束してくれ。「念のため確認だけど…性別は?」「彼氏何人いるの?」「未成年?」こういうつっこみ待ちの質問は全然OKだ。

では何を話せばいいのか…プロフィールはどうやって聞けばいいのか?答えは簡単だ。自分からは聞かずに相手に聞かせる。聞かれたタイミングで「君は?」って聞けばいい。これは二重の意味で効果がある。1つ目は自分から相手に関する質問をしないことで暗に「君には興味はないけど聞かれた質問をし返さないと失礼なので仕方なく聞いている」というパッシブ・ディスになる。ディスるというなナンパの基本技術で君にはぼく愛もザ・ゲームも勧めたので当然知っているとは思うが、もし忘れていたら最後にリンクを貼っておくから復習してくれ。金融日記では40号で登場している。

週刊金融日記 第40号 女をディスる技術、円安・株高の流れ継続、池田信夫氏との対談(最終回)日本経済再生の道、六本木ヒルズで昼間から星空デート、戦闘力のコントロール、他 | 藤沢数希 | note

2つ目は相手から無理やりIOI(*Indicator Of Interest、好意みたいなニュアンスだ)を引き出すことができる。こちらから聞いて来ないから、まぁ話のネタに聞いてくれるんだけど後々これがボディ・ブローの様に聞いてくる。大してこちらに興味があって聞いたわけじゃなくても、個人情報についてはいつも自分から聞いているという事実が残れば、「あれ、私この人に興味あるかも」って勘違いしてくれる。相手からの質問に大しての答え方にもテクニックがあるんだけど、このパラグラフだけで長くなりすぎたので次に進もう。 

■相手のプロフィールの推測は自分の知能の高さを示すチャンス

とは言え、相手から全く聞いてくれないこともある。そして向こうからも話題を全く振ってこない。絶対絶命だ。こちらからプロフィールの話をせざるを得ない。プロフィールはどう聞けばいいのか?答えはあてっこゲームをするだ。「埼玉出身でしょ?」「2人は高校の友達?」「車で来たの?」何でもいい。その時点までで得られている情報を最大限に活かして当てる。推測する内容でディスることもできる。観察力、推理力、勘が試される場面だ。当たれば賞賛されるし、外れて当たり前なのでリスクはない。普通に質問するより100倍いい。まさにフリーランチだ。あてっこゲームをする上で「コールド・リーディング」というテクニックが使えるのだが、解説すると本一冊書けてしまうレベルなので参考となるエントリーを貼っておく。

デートに役立つコールドリーディング入門。ストックスピールとUVSについて。 - 俺の遺言を聴いてほしい

コールドリーディングの復習と、第一次恋愛工学戦争勃発の恐怖 - 俺の遺言を聴いてほしい

■会話を深掘りする

 友よ、君はなぜ会話をすぐに打ち切って次の話題にいってしまうんだ。会話(取り分け女子との会話)は片方が一方的に話したいことを話すためのものではない。会話の移行のタイミングはまだその話題について相手が話し足りないことはないか?を探りながら慎重に行わなければいけない。話の途中で自分が話たいことが出てきたらってすぐに切り替えるというものではない。特に、女子は会話が大好きだ。ある話題については隅から隅まで全部話なさないと気がすまない生き物と言ってもいい。というか女子との会話はこちらから話さなくて大丈夫だから。8割くらい話させてこっちは「ふんふん」言っておけばいいだけだから。これもぼく愛に書いてあるから読んでくれ。金融日記だとラポールの話だったと思う。

週刊金融日記 第73号 NLPに基づくデートでのラポール形成と誘導、シリア情勢は緊迫感が薄らぐ、汐留の浜離宮〜水上バス〜浅草お散歩コース、メダカのモテ・スパイラル、読者から名古屋のレストラン・リスト、... | 藤沢数希 | note

■気持ちに共感する 

とは言え、本当にただ「ふんふん」とだけ言うわけにはいかない。相手に話させて合いの手を入れていくわけだが「それってつまりこういうことだよね?」とか「こういう視点は持たなかったの?」というような合いの手はビジネスの場では有効な手段だが、女子との会話においては悪手だ。

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悪手という言葉を聞いてしまうとつい…すみません。なぜ悪手かと言うと、女子との会話において、深い議論をして有効な打ち手を考え出したり、問題点や決定を導き出すわけではないからだ。女子との会話の目的は何か、それは信頼関係を築いてセックスさせてもらうことである(笑)

で、相手との距離を縮めるのに有効なのが話の中での相手の気持ちを推測して共感してあげる。最初は簡単な喜怒哀楽から始めるといいだろう「それは嬉しいね」「ムカつくね」「悲しいね。可哀想に。」「楽しかったでしょう。いいな。」

ソースはザ・ゲームだったと思う。「共感テストを女にすることはジャンキーにクラックを与える様なものだ」的なくだりがあった気がするんだけど、忘れてしまった。

■悪口とディスることは違う

友よ、なぜ君は「学がないね」などと普通に悪口を言って女子を怒らせてしまうんだ。僕も昔は年上の女性にババアとか言ってシャンパンを一気飲みさせられたことがあるのでわかるが、ディスるとは直接的な悪口を言うことではない。これに関してはザ・ゲームのネグの方がうまく説明をしているかもしれない。ネグは「馬鹿にしているのとからかっているのの中間」と定義されている。女の子が「それってもしかして馬鹿にしてるでしょ?(笑)」って言ってくるギリギリが許されるラインだ。客観的に誰が見ても馬鹿にしている、悪口と受け取れられるのはNGだ。しかし、その微妙なラインは本当に難しい。何回もトライしてギリギリのラインを身をもって見極める必要があるかもしれない。

■身体を抱く前に心を抱け

これは僕が敬愛するPUAの言葉なんだが、あまりにも的を射ているのでそのまま引用させて頂く。友よ、なぜ君は大して和んでもいないのに手をつなごうとするんだ。ナンパした女の子はセクキャバ嬢ではないぞ。「無料でエロいことできてラッキー」というつもりなら今すぐナンパなんてやめてセクキャバかピンサロに行ったほうが時間効率も費用対効果も高いだろう。もう一度思い出してほしい。僕達は手をついだり、おっぱいをつついたりするためにナンパを始めたわけではないだろう。その先にある大志を忘れてはいけない。フィジカルなアプローチをするのはセックスの直前だ。具体的には家かホテルに誘う直前に手をつなぐ。それ以上のアプローチは密室に入ってからだ。(相手が求めている場合はその限りではなない)これらのマインドセットについては金融日記のDキスとクリタッチのサイエンスに詳しい解説がある。王者のシャチの比喩は非常に分かりやすかった。心を開く前にフィジカルコンタクトして失敗してしまった場合は、相手はそれ以上心を開くことはなくなってしまう。

週刊金融日記 第68号 Dキスとクリタッチのサイエンス、円高・株安が進む、元麻布のワインが美味しいフレンチ、旦那の親友とW不倫、一兎を追う者は一兎をも得ず、他 | 藤沢数希 | note

■全ての会話には意味がある

ここまで耳が痛くなる様なことをつらつらと書いてきてしまって申し訳なかった。このパラグラフが最後となる。なぜナンパ師が海外ではPUA(Pick Up Artist)と言われているか。それは彼らが女の股を開く技術が芸術的すぎるからだろう。女の子と出会い、仲良くなり、セックスするーそのための技術はほとんど確立されており、理解する知能がある男なら誰でも身につけることができる。その再現性は凄まじしく、芸術というよりは科学と言ってもいいだろう。それを学んで感じるのは全ての会話は出会ってからセックスまでのプロセスの一部であり何かしらの意味があるということ。自分が今この話をすることでどういう効果があるのか、それを意識するとしないとでは雲泥の差が出ると思う。君の今後の活躍を祈っている!

 

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